がんばる人ほど見落としている気づかいの極意|美崎栄一郎【読書ログ】

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◆気づかいというもの
きづかい

巷にあるマナー本でもなく、接遇本ではありません。

これは気づかいの本です。相手を思いやる気づかいです。

しかも仕事に役立ち、かつ人生においても好転する気づかいの本です。

そして素晴らしい気づかい程、相手はその気づかいに気づかない、ということをこの著書を通じて学びました。

でも、だからと言って、そんなムダな気づかいをしないということではなく、相手と私の相乗効果が気づかいで得られるという効果がこの気づかいで得られるのです。だから私は気づかいを積極的に行いHappyな人生でいきたいと思いました。

だってその方が、人間関係や仕事の進捗が円滑にいくことが多いですよね。きっと。

それでは、ほんの一部だけですが、その気づかいをご紹介していきたいと思います。

◆目次

 

1.社内の同僚への気づかい

2.上司に対する気づかい

3.打合せの時の気づかい

4.得意先への気づかい

5.チームの中の気づかい

6.デジタルツールの気づかい

7.「幹事」における気づかい

 

◆仕事上での気配り

それでは、感銘を受けたモノご紹介したいと思います。

ひらがなの使い分け

漢字とひらがなを使い分けることにより、相手との距離間をコントロールできるそうです。

例えば、

「太郎様」→かた苦しい
「太郎さま」→親しみ

確かに「ひらがな」の方が優しい印象を与えますよね。そして親しみがでますね。

メール署名の工夫

相手に要件を伝えるため、メールに要件を書きますが、相手が返事をしやすいネタを入れるということ。
最後にPS(追伸)で自分の近況を添えることや、面談のなかででた話題に触れることも、これもかなり効果的と思いました。

「初〇〇〇行ってきます!」

「おススメの〇〇食べてみました。美味しかったです!」 みたいな。

相手が興味があれば、その部分について返信があるし、興味がないとスルーかもしれません。でもそれでいいそうです。だってPSだから。
このような積み重ねで、相手との距離感を短くし仕事の効率化を図れるのかもしれません。

定時にあがる方法「戦略的グリコ作戦」

大抵の職場は定時に帰るのはなぜか帰りにくい空気が漂っている職場が多いと思います。私もそうです。

こんな状況にナイスな作戦がありました。その名も「戦略的グリコ作戦」
お疲れ様です、と言う「言葉+お菓子」で帰っちゃう。
確かに、帰る側は気持ちが楽ですし、残される側も何となく和みますね。

手伝ってあげるというもの、方法のひとつだと思いますが、あくまでも手段等のアドバイスはありだけど、作業自体を手伝ってしまうと、その人のためにならないそうです。

時折、居たたまれなく、帰るのではなく手伝ってしまうことってありますよね。
でもチームで働くということは、メンバーの作業を楽にしてあげるのではなく伸びしろを伸ばしてあげることが本当の気づかいなのですね。

まとめ

本物の気づかいとは、相手に気づかせてしまうと恩着せがましくなるし、中途半端だと迷惑になるという難しい技です。

ただ、相手のことを真(心)から思い気づかうことができた時が真の気づかいができたと言うえるのかもしれません。

例えば、病院へお見舞いに行くことが気づかいではなく、行ったことで相手の時間を奪わないようにすることが真の気づかいなんですね。

気づかいは色々な場面であると思います。仕事や家庭、飲み会、デジタルツールを通じた気づかいもあります。

相手に気づかれない気づかいこそが素晴らしいものだし、あとで気づいた時の感動もひとしおだと思います。

そして素晴らしい気づかいを無意識にかつ自然にできる大人になっていければ、自分を取り巻く環境にも変化がでて楽しい毎日を送れると思いました。

そんなスマートは気づかいができる大人になれるよう、より一層努力が必要ですね。私(^_^;)

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