山登りで子どもたちに教えてもらった人生で大切なこと。

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新聞の一面に80才の三浦さんと言う方がエベレストへ登頂し見事成功したというこのニュースを見た当日。

息子たちが通園する幼稚園のイベントで山登りがあった。

鷹鳥山といって神奈川県横須賀市北部の逗子市との境にある海抜139メートルの山を

2才~5才までの園児が登山するという、結構、ハードな企画に参加した。

その中で、心に響いたというか沁みた出来事があったので、お話ししたい。

今回の登山。子どもたちには結構険しい山。

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うちの息子たちは登り切れるのだろうか・・・という一抹の不安を抱えていた。

しかし、登山が始まると子どもたちは楽しそうにぐんぐん登っている。

しかもこの山道を登るのもいろいろな道がたくさんあって子どもたちの遊び神経を刺激するようだ。

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▲左は階段。右はケモノ道。

さぁ、あなたならどちらを登りますか?

大人の大半は左側を登る人が多く、そして子どもたちは右側の舗装されていないケモノ道
へ進む子が多い。敢えていばらの道を選択しているのだ。しかもどんなことがこれから待ち受けているのかを楽しんでいるようにもみえる。

 

いばらの道へ進む。

 

人はいつから楽な道を選ぶようになるのだろうか。そして目に見える苦難は極力避けるように生きていくことが当然になっていく。つまり平凡に幸せを感じるようになっていくのだろうか。

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そして、私にとって今日一番のメインイベントが起きた。

それは、登山途中に園児の列の後方から、お母さんの一言。

泣いてる自分の子どもに向かって、

「自分で選んだ道でしょ!だったら責任もって歩きなさい!」 

この言葉にドキッとした。

自然に出たこのお母さんの言葉。私には結構響いた・・・。

自分自身を少し省みる。私は、自分が選んだ道(人生)を責任もって歩んでいるのだろうか・・・。

なんと、登山奥深し。登山は人生と一緒なのかもしれない。

目標(頂上)を目指し登る。その途中平凡な道といばらの道に出くわすかもしれない。その時どちらを選択するのも自由。

リスクヘッジし、そつなく、登るのことが当然の方法だと思う。

敢えていばらの道を進むということ、ただ違うのは、
その達成感と経験値かもしれない。同じ目標を達成するにも苦労し登ったほうが、爽快充実感に溢れるだろうし、その苦労の経験値の差がスキルの差となり現れるだろう。

敢えていばらの道を選ぶ。

休日の幼稚園のイベントで自分の人生を省みるいい機会を与えてもらった。

そして私は子どもたちを見習わなければいけない。敢えていばらの道を選び、そして楽しむことを。

 

 

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