漫画「カイジ」から学んだ日本人の知らないお金のこと。「命より重い!」お金の話|著者 木暮太一【読書ログ】

BOOKs

 

a1180_001396

 

お金と向き合うということ・・・

 

私の人生においてのアクションプランはたくさんあります。

あの車に乗りたい、世界一周旅行がしたい、高度なスキルを習得したい、美味しいものが食べたい等々。

夢は盛りたくさんであります。

しかし、よく考えてみると、これらのことはすべてはお金がないとできないこと。

一昔前までは、なんの根拠もなく、いつか叶えることはできるだろうと・・・未来の自分へ勝手に期待してました。でも最近、私はこのマネーについて考え方が変わってきました。

このご時世を生き抜くにも、また夢を叶えるにもマネーリテラシーが必要だと。

お金を稼ぐことは悪いことではないものの、全面に押し出すと卑しい印象をもつ日本人ですが、今の日本今後何があるかわかりません。

 

正しいお金の使い方の知識を身につけ、賢く生活したいなんて思うようになりました。

そして、言うならば、お金のことを知らずして自分の夢や野望は叶えられないのではと。

そんな思いにふけってた時出会った1冊の本が

著者:木暮太一さんの「命より重い!」お金の話

だったのです。まさに救いの手でした。

 

 

お金で買えないものってあるのか・・・

 

お金で幸せは買えない。

お金よりも大事なものもある

 

という、お金の価値に対しての反論をよく聞きます。

確かに私もそうだと思ってました。

でも、この著書にも示されているように、

否定はしませんが、考え方によっては、

身に降りかかる”不幸”をある程度回避できる

お金を持っていれば”自由”を買える

この言葉に巡り会った瞬間、私は自分の中の霧が晴れ、視界が一気に広がった気がしました。

 

 

お金の正しい使い方を知らない日本人・・・

 

はい、私のことです(^_^;)

 

しょーじき、正しい使い方なんて知りません。無駄使いはしない、そんなとこでしょうか。

 

お金の使い方には

オフェンスとディフェンスがあるそうです。

 

オフェンス(稼ぐ)は、

多くの日本人は知っている、または実行していると思いますが、収入を増やすことつまり、投資や株、FXなどです。

 

ディフェンス(節約、貯める)は、

多くの日本人は知らない、お金の守り方です。つまり貯金の増やし方。

 

この二つのリテラシーを使い分け、自分の将来や目的のためにも、お金の知識は必要不可欠なのです。

 

 

宝くじがあたれば本当に幸せなのか・・・

 

kaiji 1

 

年末ジャンボ1等前後賞合わせて数億円!

万が一当たりでもしたらきっと卒倒しますね私(^_^;)

でも、これって不思議で当たると必ず幸せになれるとも限らないみたいです。

今までの話を覆しそうな感じですが、実は人間は、経済学の理論で説明できるようです。

 

限界効用逓減の法則

限界効用とは、その時に感じる満足感で、逓減とはだんだん減っていく。

そのことによりつまり、人間は満足感が下がるとだんだん良いモノや上を望むようになるそうです。そして同じ満足感以上じゃないとダメになる。そのためもっとお金が必要になる。

 

参照基準点

生活レベルやそのモノを持っている状態に慣れてしまい、当たり前と思うようになった結果、生活水準は下げられなくなるということ。つまり当たり前基準が変わってしまう。

この2つのことから、一度味わった贅沢から抜け出せなくなり、どんどん浪費が進み「無駄遣いが止められなく理由」だそうです。

 

 

最後に・・・

 

ru-retto 1

 

 

お金のこと(マネーリテラシー)について、特段教育は受けてないと私は記憶してます。もちろん、算数(数学)の論理は学びましたが。

我が国日本は、お金のことについてとやかく言うと、なんか「恥ずかしい」や、「がめつい」とか「ケチ」とか変なイメージを持たれることが多い気がするし、そんなイメージを皆避けようとします。

でも、これは人生をギャンブルというルーレット乗せてディーラー任せにしないためにも大切な知識だと私は思います。

オイシイ話は無い!必ず金融が得する仕組みになっている。

このことからも、マネーリテラシーの重要さがうかがえますが、それだけではまだ足りません。

では、このお金の奴隷にならずに生きていける方法何か?

このことを本書とカイジが教えてくれます。

私にとってバイブル本に仲間入りたオススメの1冊です。

 

最後に、

 

「世間は、お金持ちを尊重し、”偉い人”として認識する傾向がある」

                           アダム・スミス

 

 

 お気に入りエントリー:

Comments

comments